今回は、アグリイノベーション大学校 京都農場のサポート農家でもある、かみむら農園 上村さんの圃場で研修を受けてきました。かみむら農園さんは、およそ80aの圃場でオクラやキュウリ、ニンジン、ダイコン、イチゴを有機JAS認証を受けて栽培されておられます。かみむら農園さんのお野菜は、硝酸態窒素の含有率がとても低く、えぐみがないことが特徴です。
研修スタート
はじめに、現在作付けしている作物に関してご説明いただきました。
ダイコンの収穫時期をずらして栽培していることやわざと小さく栽培していることには、
ニーズがあったためにこのように栽培されてるとのことでした。そして、どのような施肥設計をされているか、販売ルートはどうしているかなどをお教えいただきました。
ぼかし肥料の内容は、農家さんによって変わってくるものですので、かみむら農園ではどのような原材料で菌体の種類は何かをお教えいただきました。
次に、ハウスに入り国内でも数少ない有機栽培のイチゴの見学と作業をしました。
有機栽培での病害虫対策や品種特性をお聞きし、葉かき作業を行いました。
イチゴの味見もさせていただき、栽培方法は同じでも品種によっての味の違い、その違いごとに人それぞれ好みが違うということを認識しました。その上で、おいしいの定義とはなにかについて上村さんの意見をお聞きして研修終了となりました。