今回は、大阪府和泉市で水耕栽培をメインでされている Green Grooveの中島さんのもとで研修をおこないました。
はじめに、中島さんの今までの経緯をお話しいただきました。
新規就農した際にあった問題点をお聞きし、その中でも知っていることによって回避できる問題を教えていただきました。
最初は、水耕栽培ではメジャーなレタスから栽培を始められ、その次は青ネギ、ハーブと様々な品目を栽培されていたそうです。
このように紆余曲折ありながら、10aのハウスで80種以上もの野菜を栽培し、購買者からのフィードバックで品目品種を選定していかれたそうです。
受講生のみなさんも、都市型農業のメリットでもある、消費者が近いからこそ直接意見を聞けることの重要性を知ることができたのではないでしょうか。
水耕栽培での作業もさせていただきました。土に播種するのではなく、決められた粒数をウレタンに播種していきました。プロは1枚を終わらせるのに何分かかるかをお聞きし、その時間を目安に作業しました。しかし、倍近くの時間がかかってしまいました。
都市型農業では、働き手が見つかりやすいことが特徴としてあります。これを利用して低コストでの作業を実現させているとのことでした。
最後に、収穫したものの袋詰めを見学して研修終了となりました。
今回の研修の中で伺った、「新規就農するということは食品メーカーの社長になるということ」。この言葉がとても心に響きました。
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<今回の研修先>
株式会社Green Groove
https://www.greengroove.jp/about
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