こんにちは!
BeNTOプロジェクト運営事務局の萩原です。
昨年12月、2週に渡って東京都三鷹市の冨澤ファーム様にお邪魔してきました。
今回も、農体験、食、そして都市農業に興味があるという様々な方にお集まりいただき、
普段接する機会の少ない、都市農業者との貴重な交流の場となりました。
参加者からは、
「こんなところに、これだけの畑があったのか」
「近所に住んでいて、実はいつも横目に畑だけは見ていたんです」
「東京で就農したいのですが、農地は見つかるもんですか」
など、たくさんの意見や質問が出ていました。
冨澤ファーム様は、東京23区にもほど近い、「The都市農業」。
三鷹市では今、大規模な都市計画道路の整備が進んでおり、大きな農地面積が道路収容となっています。
冨澤ファーム様の畑も、一部整備計画に乗り収容されたとのこと。収容のため、なんと畑が大きく二つに分かれている場所があり、実際に現地を見たときは皆さん驚きの声を上げていました。
また、冨澤ファーム代表冨澤様より、代々続く農業を継いだ思いやこれからの目標など、都市農業の本当、本音のところもたっぷり語っていただきました。
この都心部で農業をやる意味、やりがい、そして、冨澤様の未来への思いなどを聞いて、参加された皆さんも非常に刺激を受けた様子。
特に、冨澤さんは、学校給食のための野菜出荷や、小学校を訪問しての食育活動、そして地域の担い手として地域ボランティアなどにも力を入れており、地元に根付く都市農業者としての使命や信念を大切にされている、とても素敵な思いを持った方でした。
そして今回の作業ハイライトは、大根の収穫。江戸東京野菜の一つであり、三鷹からも近い世田谷にゆかりのある「大蔵大根」の収穫でした。
スーパーに並ぶ大根と比べ物にならないほどの、長さ、太さ、そして重さ。
大人の男性が腰を入れて力いっぱい力んでも抜けないほど。
途中で折れてしまった方、1本4kgオーバーの収穫に成功した方、皆さんの笑顔があふれていました。
そして何といってもその大蔵大根を煮て食べた時の食味の感動。
また一つ都市農業を通じて、楽しい思い出が増えました。
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<研修農家さん>
冨澤ファーム http://tomizawa-farm.com/author/tomizawa-farm/