今回は、神奈川県三浦市にて夫婦で「新倉ファーム」を営んでいる新倉好夫さん、美津穂さんのもとで研修をおこないました。
はじめに、新倉夫妻から販売先、栽培方法の変化、今後の展望などを伺いました。
もともとは慣行栽培で産地野菜をメインに栽培していましたが、奥様と農業を始めることをきっかけに、多品目に挑戦したり、飲食店、鎌倉野菜として市場に卸したりと様々なことにチャレンジするようになったそうです。
その後、実際に畑を見せていただきました。
三浦は海風が強いとのことで、ナスの周りに防風壁として背の高いソルゴーを植えていました。
暴風壁のある一帯は風が全く吹いておらず、効果の高さを感じました。
また、新倉さんはナスへの愛が非常に強く、8種類もの品種を栽培しており、変わった品種のものにたくさん挑戦されていました。
少し変わった野菜に挑戦できるのも、都市が近く消費者の近くで栽培してすぐに声を聞くことができるメリットだと感じました。
畑は全部で165aで毎年新しい野菜に挑戦しており、今年はパパイヤ、パプリカ、バターナッツの栽培を始めたそうです。
研修の最後にお二人それぞれがおっしゃった「今、幸せです!」のお言葉。あのお言葉と
お二人の表情、一生忘れません!
今回もこれまでとはまた違う夫婦二人三脚での農業の魅力に触れることができました。
さて、次の都市農家研修も楽しみです!